今日は、岩石園について取り上げたいと思います。本校体育館脇にある岩石園は、碑銘に「昭和60年11月 育友会寄贈」とあるように、今から35年ほど前に作られたもののようです。岩石園そのものは、たいていどこの学校にもあり、理科の教材としても使われるものですが、本校の岩石園には2つの特徴があるように思います。特徴その1 「でかい」
一つ目の特徴は、とにかく一つ一つの岩が巨大であるということです。特に、下の写真の石灰岩(秋芳町産)の大きさは、ひときわ目を引きます。これほど大きな岩を運んできてこの地に据える作業は、たいへんだったろうと思います。(写真では今ひとつ大きさが伝わりにくいかもしれません) 特徴その2「産地」
2つめの特徴は「産地」です。徳山とか、大畠とか、比較的近場のものもあるにはあるのですが、大半は「錦町」「須佐町」「下関市吉見」「秋芳町」など、光市から考えるとかなり遠方の産地が多いように思います。もちろん、石灰岩やホルンフェルスなど、その地ならではのものもあるのですが、「光市内で調達できなかったのかなあ・・・」と考えたりもします。そのあたりの事情は私にはわからないので、もしご存じの方がいらっしゃったら、教えていただければと思います。
本校岩石園は、見所いっぱいです。ぜひ一度、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?